危機的状況にある御殿場地区の救急医療を救うための新病院設立の提言

講演会における荒川の内容をまとめました。
テーマ:危機的状況にある御殿場地区の救急医療を救うための新病院設立の提言
現状の問題点
行政は「病床は余っている」と主張するが、実態は救急医療体制が逼迫。
「救急搬送困難事例」が近隣地区より突出して多く、入院が必要な患者の6割は市外へ搬送されている。
搬送の遅れが原因で、助かるはずの命が失われる悲劇的な事例が発生している。
具体的な解決策
救急医療に特化した新病院(199床)の設立を提案。
通常の外来は行わず、地域の開業医が利用できる「オープンベッド」方式を導入し、地域医療との連携を図る。
実現に向けた状況
住民による8,500筆以上の署名、地域医師の66%の賛同など、設立を望む声は大きい。
建設用地(6,000坪)、運営を担う医療法人、資金の目処は既に立っている。
最大の障壁
新病院の必要性を認めない、市長、議会、医師会執行部など、政治・行政の消極的な姿勢。
結論・訴え
住民の命を守るため、地域が一丸となって政治・行政の壁を乗り越え、新病院の設立を実現する必要がある。